いちょうの周りで

everyday life , walking and low mountaineering

シモフリ山

登山の日。

近くにありながら、つい最近まで知らず、気になっていた山へ行ってみることにした。不動沢に車を停める。

準備をして山道に向かおうとすると入り口にクマ出没注意の大看板。

万が一を考えて、いや怖気づいて、5月の慶応山荘行での一切経山へ直走するルートから、急遽スカイランに沿って上がりカモシカ沢を登るコースへ変更。

毎度のことながら前日に思い立ち、晴れを確認しザックをまとめる。計画性はありそうでなさそうだが、でも体調は確認済み。

吾妻小富士の3kmほどの北側に位置する、樹木のない、沢のようなところから入山。車で行くとガス噴出注意のある手前。行路チェックは行っていたものの不安もあった。

しかし、道には目印の赤いリボン、そして登山者の足跡もあって、コースは間違いない。下に見える道路から上がってきた。

ヤセ尾根の先端がシモフリ山。両側ともに急な斜面で注意が必要。ゆうに20~30mは落ちてしまう。

北東に福島盆地。

相変わらず噴煙(水蒸気)は途切れることはなく増量している。硫黄臭も強い。

平日で車は少なく、バイクの集団が目立った。

シモフリ山頂。1561m。

三角点。

北からの吾妻小富士。

雨が流れ落ちた跡が分かる。

穏やかな風でも下界とは違って体から温度を吸い取っていく。なんとかTシャツで通す。

シモフリ山から見た駱駝山。引き続き二座目の山へ。ここまで一時間半ほど。