いちょうの周りで

everyday life , walking and low mountaineering

ダイヤモンド・プリンセス

青森駅を降り歩いていると外国人が目立った。海側の公園に出てみると大型客船が停泊中。

あのダイヤモンド・プリンセス号。

近くで見ると大きさは想像以上。

ちょっとした団地のよう。

全長約290m。

海面上の高さは54m。

なんと日本の三菱重工業長崎造船所が製造する。

2020年2月には横浜港で長期検疫を受け、その後に乗船者から新型コロナウィルス感染が拡大。イギリス船籍。ロンドンの名がある。

現在はアメリカの拠点を置くクルーズ会社が運営。

航海速力22ノット、旅客定員2,706名、乗組員1,238名。ちいさな自治体の人口くらい。

青森港国際クルーズターミナル脇に観光バス。乗船客が利用すると思われる。

数台のタクシーも。外人向けの対応準備、というか教育や訓練などもしているのだろうか。運転手は相当の高齢に見える。

気温が低い。船を降りて歩いて市内に向かった人がちらほら戻ってきた。

西風に少しの雨粒が混じってきた。

そんな中ではあるが、せっかくここまで来たのだから、湾に伸びる青森ベイ・プロムナードを進む。

先端の青森港北防波堤西灯台

市内方向。アスパムが見える。

そして公園と海のガードの上にウミネコ。天然記念物。

2メートルくらい近づいても逃げようとせず、風上に顔を向けたままじっとしていた。

カモメととよく似る。ウミネコはくちばしの先に黒、その上に赤い点があり、尾が黒い。体はひとまわり大きい。留鳥で青森は繁殖地。ちなみにカモメは渡り鳥。

青森、そして函館も市街地から海が傍にある。良いことばかりではないだろうが、内陸生まれにはなにか羨ましい。