いちょうの周りで

everyday life , walking and low mountaineering

常套句

仕事で、ある報告書に所見を書いている。これがきちんと表現しようとするとなかなか簡単ではない。報告者によって内容の濃淡も視点も違うし、文字数の制限もある。他人が書いたものを見てみるが、感心するものは少なく参考にならない。気取った素人みたいな文にならないように気をつけていたが、なんとなくモヤモヤしていたものがあったが、この本読んで納得。「常套句は親の仇」と「~などと書くことは自信のなさ」とあり同感。誰かが書いた記述を使うことは逃げでしかなく、自分で本質をしっかりと見ていない。使い古された手垢のついた句をつかった文章に意味はあるのか。ただ、書いている感をだしているだけ。無駄だ。本文とは全く関係ないが、自分が無駄と思うものに、車のドアバイザーと胴囲に合わせず腰の後ろまで伸びたベルトがある。どうでもよい個人的な見解だが、これもしない。