いちょうの周りで

everyday life , walking and low mountaineering

十万劫山

年の暮れ28日。花見山の東に位置する十万劫山(じゅうまんごうやま)へ登る。

奈良東大寺大仏建立勅命により資金集めのため多賀城を目指していた行基がたどり着いた。一夜のあと、安達太良、信夫山、霊山の絶景に見とれ、慈悲を祈願し背負ってきた地蔵を老松脇に置いたとされる。

雑木や笹が茂る。真ん中に信夫山。

登山口が見つからず山の周りをひと巡りしてしまう。諦めて、十蔵寺(国の重要文化財の千手観音像を安置)により、北側にある古峯神社に上ってみると十万劫山まで3.3kmの看板あり。13時を過ぎていたが、せっかくだからと出発。下山後に地図を見ると花見山からの入山が短距離だった。約3時間、久しぶり1万6千歩越え。