霞城公園

夏休み。家人と山形市へ。

目的は山形城址跡のある霞城公園（かじょうこうえん）。かすみとは読まない。

曇りや雨が続いた後の晴天。透明感がある。

ＪＲ山形駅のから少し北へ進んだ東北本線の西側にある。城があるわけでもないがサッパリ感のある公園だ。

建物は何もない本丸御殿広場に渡る大手橋。

山形城主の最上義光（よしあき）。１５７１年。

騎馬像正面。上杉景勝の重臣直江景次が攻めてきたとき陣頭となって向かっていった。

園内には県立博物館と体育館もある。

二ノ丸東大手門。

堀はいまでも城址を囲む。

公園を出て線路を渡ったところに最上義光記念館があった。今日はＰＣＲ検査会場となっていた。

次に向かったのは文翔館。霞城公園から歩くこと約１５分。旧山形県庁舎と議事堂。

迎賓室。

入園無料。

山形出身の作家は多い。ナンバーワンは何と言ってもこの人。上の地図の鶴岡のところに、代表作の名前がある。直木賞受賞作の「暗殺の年輪」でもなく、多くのファンを持つ「用心棒日月抄」でもない。「又蔵の火」であった。初期作品は重たく切ない。

隣の県議会議事堂。この施設の各フロアは有料で利用可能。この日は議場でコンサートの準備がされていた。

静かできれいななのは施設だけではない。この周辺すべてが穏やか。歩く人も少ない。

奥羽本線。山形新幹線は在来線と同じ線路を走る。

昼は蕎麦の名店「庄司屋」でさらしな蕎麦９８０円、大変美味しかった。駐車場は県外ナンバーもあり、平日でもそれなりに人が入っていた。山形市内を２時間ほど散策し、全部で６時間、満足の夏休みでした。